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日図協サーバ

各都道府県や地域で、横断検索システムが立ち上がっているところが多いですし、私個人としても、Javascriptを用いた、簡易横断検索を作って遊んでいることもあり、横断検索には興味津々。

図書館業界では昔…Z39.50通信プロトコルのような統一規格を使って検索しようという話があったはずなのですが、今はどうなっているんでしょうね?
xmlなどに取って代わられているのでしょうか…(それくらい図書館員なら調べれば済むことですけどね。笑)

今でこそ、ADSLや光通信などありますから、大容量データの送受信も可能ですし、所蔵資料データを各図書館のOPACからひっぱってくるのではなく、どこか…例えば日図協にサーバを置いて、そこにデータを投げ入れて、そこで検索できると良いと思うのですが…

もちろん、NACSIS Webcatの公立図書館版みたいな感じです。
(じゃあ、全部の図書館が登録すれば良いじゃんってことにもなるんでしょうが…専用通信ソフトが必要ですし、それなら、発注し受け入れる時に、データを自動的にそのサーバに送信して、変更ごとまたは午前3~4時の間に変更があった分を送信するとか、既存の図書館システムに組み込まれていれば、システム担当者が知識や技能がなくても一箇所にデータが集まるという感じに)

今の多くの横断検索のシステムでは、各図書館のOPACに検索条件を送ってそれぞれで検索しているようなもんですし、検索スピードや検索条件のゆれなども考えると、1つにデータを送った方がいいなぁと。
ただ、逆に、現在の資料状況を表示しているOPACが並列で検索されていると相互貸借するときに便利で、それよりは、確認する手間が一手間かかってしまいますがねぇ。
なので、Webcatでの難点は、そこから相手館のOPACに直接行けないのが難点ですね。

メリットとデメリットがそれぞれの検索方法にはあるのですが、全国の検索をする場合、今の状態ではまだちょっと面倒だというのが1つにあります。
また、WebOPACを公開していない図書館もまだ多く、そこの近くの住民にも家から所蔵情報を調べられるということも、データ投げ込み式の方が良い点ではあると思われます。

もちろん、「サーバの管理はどうする」とか「セキュリティはどうする」とか「表示項目をどうする」とか様々な問題がありますので、各都道府県や地域の横断検索で終わってしまっているんでしょうが…

そこで、今さらながら指定管理者制度がどんどん進んで、独占状態になった場合、その企業もしくは団体が受注したデータを1つにまとめると、同じようなことが簡単に実現できます。
それに加え、その企業もしくは団体がそういうシステムになるということは、各館にWebサーバを置く必要もなくなり、システム費用面でも安くなるような気もします。
よく図書館の指定管理を受注するところがシステム屋も買収するようになれば、これが加速度的に実現するんでしょうけどね。
(だから現在民事再生手続きになった某社を前から「買収したら?」って言っていたのに…)

いえいえ、指定管理者制度を私は肯定も否定もしないので、「図書館のため」っていうのなら、日図協に頑張ってもらえればと思っています。
まぁ、いまいち、日図協、つまり日本図書館協会って、私にとってはその必要性がわからない団体ですけど…理想や図書館の意義云々というのは、とても立派ですが、図書館業界のためにどんなことをやっているのか、実感が持てないんです。

メルマガとかWebページとかを読ませていただいているのですが、業界全体が不安定になっているのはどうしてなんだろうと。
私個人としては『図書館の自由に関する宣言』の最後に「図書館の自由を守る行動において、これにかかわった図書館員が不利益をうけることがあっては ならない。これを未然に防止し、万一そのような事態が生じた場合にその救済につとめることは、 日本図書館協会の重要な責務である」とありますが、いざ不利益があっても外野的にわーわー言って終わりのような気がします。まぁ、救済に「つとめる」だから、例えば「不当解雇に反論を言ってみたけどだめでした」になるのかな?

理想論も良いのですが、図書館法の大幅改正もされない状態であるのならば、せめて現場に近い感覚で、システム費用節約のためのオープンソースシステムとか、図書館のWebページC公開用のレンタルサーバとか、やっていただければなぁと、思ってみたりです。

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