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2008年10月の3件の記事

貸出してますか?

以前、国立国会図書館の納本制度で電子ゲームが納入されていることは書いたと思いますが、都道府県市町村立では見ないですよね。(ちなみに、国立国会図書館のNDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/)で『一般資料の検索(拡張)/申込み』をクリックして、上の『和図書』のチェックを外し、『電子資料』のチェックを入れて「出版者」の項目に「任天堂」とか入れると出てきます。)
一般の図書館で貸出しているものといえば、図書と雑誌や紙芝居はもちろんですが、AV資料として、古いものではカセットテープやレコード、16ミリフィルムをはじめとして、CD、ビデオ、レーザーディスク、DVD…もしかすると最近ではブルーレイなんかも貸しているのでしょうかね。
他にも、絵画(もちろん複製絵画)や書の作品などを貸出してくれる図書館があるようですし、絵本の主人公などのぬいぐるみや木のおもちゃも貸出しているところがありますね。もちろん、ちょっと前に話題になった千代田区立図書館の電子図書貸出も珍しい部類でしょう。
他にどんなのがあるんでしょうねぇ…いや、調べればいいだけですけど。笑

個人的には、ぬいぐるみの収集基準や貸出方法(やっぱりどこかにバーコードなのかとか、無断持ち出し防止装置に反応するタグは付いているのか)を知りたいですけどね。
それと、複製絵画の汚破損での弁償って現物納付は難しいから、やっぱりうちでのAV資料の弁償のときのように、図書館で購入して振込用紙を渡す形式になるのかねぇ…

最近、うちの図書館で貸出そうかと思っているのが、DVDプレーヤー。まぁ、却下されるんでしょうが、資料としてDVDがあっても年配の方などは「(館内で見られるのはわかったけど)ビデオだったら(家でも見れるし)いいんだけどなぁ」という人もいます。
わけあって、うちの図書館にはAVブースにある機器のほかにDVDプレーヤーが6台余っています。笑

1台は映像チェック用に開封しましたが、5台は新品!

まぁ、「今話題の裏金か?」とか「図書費の流用か」とか引っ張るような話題ではないので(笑)、その「わけ」を素直に書いてしまいますが、ディスカバリーチャンネルというDVDがありますよね?それのキャンペーンで各シーズン(正確に書くと図書館で購入できる最新シーズン以外)の各巻を一括購入するともれなくDVDプレーヤーがもらえるというのがあったんです。

元々、このシリーズは記録映像としても収集基準を満たしていたので、購入する予定でありましたから、もらえる各シーズンで5台、ついでに別キャンペーンでデジカメともう1台のDVDプレーヤーをいただきました。

で、デジカメは図書館の記録用に重宝させてもらっていますし、DVDプレーヤーも将来的にAVブースに設置してあるものが故障したり、買い替えの必要な時に(どうせ急に施設の備品購入費なんてすぐには付かないでしょうから)使おうと思い、書庫に眠っています。

ただ、ブースの数より多い機器があっても仕方ないので、3台ぐらいは保存して(1台は映像チェック用で)、残り2台は利用者に貸出をするっていうのはどうかなぁと思って。(たぶんたまに利用があるくらいだと予想。)
レンタルビデオ屋でビデオ再生機を貸してくれるのと一緒。
もし話が通ったら、故障とかのときの弁償をどうしようかなぁ…

さて、今日の話題としては資料の貸出について少し考えてみます。(以前『貸出しない図書館』ってテーマも書きましたが、今回は貸出する方にウェイトを少し。)

図書館でよく貸出されないというか、貸出禁止の資料に、まず参考資料があります。
確かに図鑑・辞典類で調べものをする人がいる以上、調べるのに有用な資料が貸出されてしまっていては、「せっかく図書館に来たのに…」となってしまいます。
でも、参考資料以外が活躍する調べものもありますし、私も「あ~あの本には書いてあったんだけど、貸出しちゃったなぁ」とか思うこともありますし、「他の図書館の参考資料なら書いてあってもその資料自体ない!」ことだって多々あります。

ただ、需要的に図鑑類を借りたい人も多いので、貸してあげたいのは山々ですが、図書館で貸出用と参考資料用の2セット同じものを買うのは予算的に難しいのが本音です。
大学図書館では、参考資料類を一夜貸出ということで、次の日の開館時間までに返してくれれば一晩貸してくれるということもあったのですが、公立図書館だと、なかなか一夜で返って来ないことが多々あるような…

でも公立図書館だと、まだ閉館時間が早いところが多いので、そういうのがあれば次の日の開館時間までだと十分ゆっくり家で見れますよねぇ…

次に雑誌の最新号…
確かに貸出していないところが多く、アクセスログを見ると「最新号 貸出 著作権」みたいな検索をしている人もいるので、そういう疑問を思っているのだなぁ…と。
もちろん、近隣の書店に迷惑をかけないようにとか、思うのですが、そんなこと言ったら、図書の最新刊だって同じでしょうし…

大学でバックナンバーの雑誌も貸出しない(主に学術雑誌ね)のは、通常論文単位の利用が多く、1つの論文を利用するために借りてしまい、同雑誌の他の論文を利用したい人がすぐに読めないということを配慮しているという話を聞いたことがあるので、それはそれで納得です。

著作権法上、雑誌だと複写の制限があるから貸出したらコピーされちゃうし…とも思ったのですが、それも図書で同じくコンビニで1冊丸々コピーするおそれもありますからねぇ…
ということで、結論としてはその図書館の運用として、館外貸出をしない資料の中に「地域資料」や「参考資料」、「雑誌の最新号」などが含まれているからなんだなぁと。

で、参考資料について「一夜貸ししている公立図書館がないかなぁ」と思った調べてみたら、ちゃんとありました。『くにたち図書館』(http://www.library-kunitachi.jp/docshp/)。
利用案内を読むと「最新号の雑誌や参考図書は、一夜貸出をします。(閉館15分前から、次の開館日の開館時刻まで)」ということで…

えーっ!最新号の雑誌もですか…すごいです!

ということは、年末年始休館や蔵書点検の為の休館期間の前の日の閉館時間15分前から借りたら、数日借りられるってこと??

他にも小金井市立図書館(http://www.library.koganei.tokyo.jp/index.html)のFAQを見ると「1.雑誌の最新号、2.参考図書、3.地域資料、4.新聞現物・縮刷版など」とありますから…えっ「新聞現物」!

たぶん新聞にバーコードを貼っているわけではないでしょうが、いやはや、やっぱり進んでいるところは進んでいるんだなぁ…

まぁ、興味本位的には一夜貸出でちゃんと一夜で返して貰えない時はないのか?とか、その時はどうしているんだろう?とか、その利用は年間どのくらいあるんだろう?というのがありますけど…

うちでも提案してみようかな。(わずらわしいので却下されるのがオチのような気もするけどさ。笑)

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図書館は間職??

間違っても図書館は『閑職』ではありません。笑(一般的見解として「閑職」だと思っている人もやっぱりいますが。笑)
『間職』(はざましょくorあいだしょく)と私の勝手な造語(?)です。
図書館は情報を必要とする利用者と求められる情報を結びつける場所であり、そのために、古いものから新しいものまで資料を収集・保存し、整理して提供するような機関であり、利用者と情報・著者と利用者を結びつけるような「間」にある機関のような感じがするので、私の少ないボキャブラリーで適当な言葉がなかったので、『間職』って勝手に作ってしまいました。パッと見、「閑職」で嫌ですが。笑

さて、『図書館からの情報発信』と言われて久しいですけど、発信される情報ってどんなものでしょう?

一般的な図書館では、Webページで所在地、お知らせ、利用案内、入荷した新刊のリスト、開館日カレンダーなどの基本情報から、利用統計、図書館要覧、蔵書検索、レファレンスデータベースなどが発信されていますし、最近では館長やスタッフのブログや掲示板のようなものや、地域の貴重資料のデジタルアーカイブなども発信されています。

他にも主に大学図書館で行なわれている『機関リポジトリ』(論文や実験データなどを投げ入れて外からも利用できるようにしたた集合体?)を公共図書館でやってみようとしているところもあります。

情報発信は何もWebに限ったことではないので、パスファインダーをせっせと作ってまとめたり、企画展示でテーマの本や話題の本を集めたり、地域情報の資料を作成したり…
まぁ、全く何も発信していない図書館もなくはないのでしょうが、図書館からの情報発信って結局何なのでしょうかねぇ…

図書館が図書館たる情報発信の仕方としては、本来利用者主体なのだから、利用者が欲しい情報を発信するというのがベストなんだろうなぁと。
もちろん、利用者の誰かが必要とするかもしれない情報を、いつ必要とされても良いように整理しておくのが図書館の務めでしょうし、十人十色の要求があるので利用者万人が必要とする情報って少ないかもしれませんが、何を発信するのか考えていくと悩む…

で、自館を省みると、企画展示とかは、タイムリーなものもあるでしょうが、こちらが発信したいテーマを発信していて、利用者的には「企画展示をしているから見てみる」の方が多いような…まぁ、必要とされている情報発信というよりは読書活動推進に重きがあるような気もしますが。

情報発信を話題にしたので、脱線ついでに少しだけまとめて考えてみます。
図書館での情報発信は、紙媒体や電子媒体によるものにわかれる(一部模型というものもありですが)かと思いますし、その媒体によるメリットデメリットの論は、物理的空間的時間的制約の有無だの、情報の質や寿命の問題だのがあると思われますが、その先にあるのは紙媒体は紙媒体で作成し、それを電子化して機関リポジトリのデータベースなどに投げ込むということなんでしょう。

もちろん、機関リポジトリに投げ込む仕様とかフォーマットがあり、ついでに著作権の処理も経た上での全面公開になるのですがねぇ…

図書館で投げ込む情報としては、読書活動推進に関するもの(企画展示や新刊案内とかベストリーダーなど)、レファレンスに関するもの(利用案内なども含めて)、地域情報(バスの時刻表やら地域イベント案内なども)、お知らせ(各種図書館でのイベントなど)、図書館作成独自資料(統計、要覧、パスファインダー、新聞見出しなど)、その他資料(行政文書、地域研究者の研究結果(もちろん公開希望者の代行として)など)なんでしょうね。
投げ込む場所は自サーバではちょっと寂しい気がしますから、やっぱり県立などで用意してもらった方が…でも、また「予算がない」とかどうもお金のかかる方に話がいってポシャるんだろうな…なら、自分のところで用意するか…

さてさて、話は戻しますが、図書館にある情報というのは、大抵、出版物として図書館が作ったものでないものです。もちろん、それらの情報を整理して使いやすくなった情報っていうのもあるんでしょうが、最初から図書館が作っている情報ってほとんどないような…(本当はもっと作らないといけないんでしょうが、現状の予算&人員では難しいとこが多いと思います。)

そうすると、生の情報と再加工した情報の間にあるのが図書館ですし、著者(の作った情報)と利用者の間にあるのも図書館なんです。
(そういや、図書館で結婚式(http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20081015/CK2008101502000020.html)云々という話も出るらしいから、そうすると情報と情報、人と情報以外にも(著者と読者という大枠もありますが)人と人を結びつける間にもなるということでしょうか…)

ただ、「間」に何もなければ、必要な情報を効率よく探すことも新しい本との出合いも難しい人がまだまだたくさんいると思いますので、図書館の重要な役割なんでしょうが、最近の風潮からいって、「図書館は何するとこ?」の質問に「本などを借りるとこ」や「調べ物をするとこ」や「レファレンスというのがあるとこ」だけで、「えっ?あとは?」と感じることも多々ありますから、もっと図書館が既存の情報だけでなく、情報を作成していくことも必要じゃないかと。
(自分で言っておきながら、自分の耳が痛くなるのですけどね。きっと人員的に、図書館以外の業務などにも忙殺され、一から何かをクリエイトすると壊れてしまいそうな図書館員もいるはず。(というかそういう人を知っていますけど。)だけど、だからと言って「どこの図書館でもそうか」といえば、ちゃんとクリエイトしている図書館もあるので、その辺はどうやっているか勉強しないとなぁと。何も「暇なので」とか「過労死寸前のまま」とか「妻子よりも仕事優先で」というわけではなく、『クリエイト作業に理解ある職場』とか『職場ぐるみでクリエイトしている』という環境なのでしょうね。)

でも、そういうことを考えていると図書館未設置のところでも、地域住民と近隣自治体の図書館を結びつけるような図書館員がいても良いと思うんですけどね。

最近は広域利用も進んでいるので、その近隣自治体に車などで行けば借りられることも多いのですが、同一自治体にありながらも「遠いから」とか「必要がないと思って」ということで図書館に行かない人だってたくさんいますし、Webの情報だって「家にパソコンなんてない」という方もたくさんいますから、図書館未設置の場合は近隣図書館の情報(新刊情報など)を収集し掲示するとか、直行バスは無理でも必要な資料を取り寄せて貸し出すなどもできるんじゃないかなぁと。

レファレンスだって、「代わりに調べて来ます」でもいいんじゃないかと。(近隣がメールレファレンスや電話レファレンスをやっているのなら、直接でいいんですけど、まだないところ多いし。)
クイックレファレンス以外はどちらにしても時間がかかるもんですし。
そうなると『図書館というハコ物はないけど、図書館員のいる街』というのはダメでしょうか?
(イメージ的には無料のサーチャーみたいな感じになるかなぁ?)

何も自分の図書館というのがあって、その所蔵資料を駆使するだけが図書館員でなくてもいいんですよね。(ちょっと言いすぎなのはわかっています。ちゃんと所蔵していない資料にもアンテナは向けているはず…。)
図書館がないから図書館員と呼ぶのはどうかとも思いますが、周辺の図書館などを活用して、図書の情報やレファレンスをしてくれる人、司書…というか、司情報がいても成り立つのかなぁと。

一方、別の視点で、図書館が間職であるがゆえに、著作権問題とか複本大量購入問題とか受入廃棄問題などについて板挟みになることが多いような気がします。
著作者などが情報を作成して出版することによって、図書館も成り立っている感がありますから、その部分は守ってあげたい気にもなりますし、逆に利用者がいるのでやはり成り立っている感じもしますから利用者の立場に立ってもう少し融通を利かせてもいいのに…という気にもなります。
そんな感じですから、図書館の有識者でも意見が真っ二つに分かれたりするので、統一見解が作られにくいのじゃないかなぁ…
だから、いつまでたってもどっちつかずで先に進まないから、どんどんおかしくなる…

はい、そんなこんなで、これを友人に話したら「仲介業」でいいんじゃない?と一言。
あっ、そうか。笑

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市町村合併と図書館

先日、指定管理者の関係で導入館の視察に行ってきました。
確かに、図書館のことをわけわかっていない、行政職に説明に行き、新企画を却下されたり、予算を柔軟に運用できない直営よりは、内部で企画を一緒に検討して良いと思ったらすぐ実行できる(逆にだめだったらすぐやめてしまうけど)指定管理者ってのもいいなぁと思ってみたり。

ただ、直営時代の話を伺うと、今時の図書館というより一昔の図書館運営という感じでしたので、心機一転になるというのはわからなくもないですが、そのくらいだったらもう少し直営でもできるでしょ?と思いました。(まぁ、できない…いや、しようとしていないから指定管理制度をすんなり導入しているんだと思いますが)

結局は現場サイドのやる気と周囲の理解の問題なんじゃないかなぁと。(確かに直営だとモチベーションが落ちる事多々。笑)

指定管理者を受注した業者は「指定管理になったからダメになった」とかはもちろん思われたくないでしょうから、頑張るでしょうし、志の高い直営職員がいるところだと、トップダウンに反対の意思を表明したり、そういうところって、住民へのサービスもしっかりしていて、住民からの反発もよくあるし。

図書館で司書資格というのも必要ではありますが、それに加えてやっぱり図書館に対する志っていうのも必要ですよね。資格自体は講義を受けていればホイホイあげている感もなくはないですし。(単位なので優を取らないといけないわけでもないですからね。)

それと、JLAメールマガジンにも書いていましたが、図書館の非常勤・臨時職員は61.6%ということらしいです。
ということは、図書館に携わっている人の半数以上は非常勤・臨時職員!?
通常の一般行政職の非常勤・臨時職員率が27.8%ということですから、ほんと高い率ですよね。

そうすると、これにはおそらく指定管理者は入っていないと思いますから、直営なら、館長のほとんどは一般行政職の正職員というところが多いですし、予算運用などの庶務をするのもおそらく正職員が多いでしょうから、図書館に関わり、かつカウンターやフロアで利用者と直接関わる正職員は稀有?笑

まぁ、今のところ、私もその少数派なんですけどね…
臨時職員はまだ少しは予算運用の権限とかあるでしょうが、非常勤だとねぇ…ほとんどないんじゃないでしょうか。
そうすると、志があっても力を発揮させてもらえないことも多いのかなぁと。

さて、その帰り道での話。
再び、合併話があちこちで聞かれていることを受けて、うちの自治体が合併することについてどう思うかという話に。

一緒に行った総務課的な人は「私は合併には反対。せっかく地域住民のために尽力していたのに、いきなり広域にサービスするなんて…。それにその地域のことをよくわかっていた職員もバラバラになりかねないし…」といった旨を話していました。

私は図書館職員ですし、そもそも図書館のサービスは広域(果ては国民の知る権利ですから)を最初から考えていますし、過去のブログにもありますが、組織的に大きなものになった方が何かと良いと思っていますから、「私は賛成」に一票。
確かに、「今まで図書館がなかったので要望していたが、合併したことによってあることになってしまった。でも、現状は移動図書館車も来なくなり、悪くなった。」という事例も聞きますが、それはその図書館行政が悪いというだけで、私は合併にはやはり賛成。

図書館の理想としては、他人の受け売りのようなもんなのですが、
・子供でも歩いてすぐのところに図書館があり
・魅力的な書架があり
・知識の豊富な専任の職員がいて
・予算が潤沢にある
図書館があると良いのですが、
現実は予算などの関係で、
・車で行かないと通えないところに図書館があり
・古く何年も利用されていない本が並んでいて
・なんとなく「図書館に異動させられました」のような職員がいて
・予算もほとんどない
図書館がある自治体も多いのではないかと思ってみたり。

ということで、財政難で合併する自治体も多いでしょうから、理想とのギャップを妥協した方法を考えると…

例えば、旧庁舎・廃校舎・空き教室を利用した配本所等の設置。
旧庁舎の議会室での映画会とかはもうすでにあるようですけど、旧庁舎の使われなくなった書庫の利用も可能ですし、受け渡しだけであれば、旧庁舎に残っている職員にも「旧地域住民サービスの一環」として頼めなくもないでしょう。(もちろん、そう簡単にいかないののが行政!笑)
廃校舎や空き教室も合併すると増えてきますし、ただでさえ少子化なんですしねぇ…それも有効利用。
図書館で要望が案外多い学習室だって、元が教室なんだから、可能でしょうし、教室の強度的にも書庫利用だったり、分館化だって可能だと思います。
私的には、教室1つごとに分類0~9に分けてというのもやって欲しいとこではありますが。
資料の管理的には、いくら分散したとしても、データベースや蔵書上、把握できてればいいので、問題ないような気がします。
まぁ、人は配本所的なことだけにするなら、シルバー人材センターなどにお願いしてもいいですね。

しかしながら、もう一つ考えているのは、逆に使えない旧態依然の図書館や分館の廃止。
これだけ歩いてすぐのところに図書館云々言っているのに、廃止するの?という声も聞かれそうですが、魅力的でない図書館は廃止しても良いかと。
もちろん、いきなりバッサリ廃止はもちろん困りますが、上のように予算がないことを前提にすると、利用のあまりない図書館は維持費の面でも廃止して、その売却代や浮いたランニングコストを上のような、空き教室などを利用した学習室や配本所に回すことを確実にやってもらいたいと思います。
で、可能であれば、来館できない人のために郵送貸出なんかも充実させられるといいなぁと思ってみたり。

もう1つのメリットとしては、レファレンス関係。
レファレンスは個人技というよりチーム戦だと私は個人的に思っているのですが、なけなしの資料から調べて見つからなく、結局中央館や県立に依頼するのであれば、合併してそこの図書館にいたレファレンス能力の高い人を中央館に配置して、メールレファレンスや電話レファレンスなどにも対応するという方が、分館に行って調べきれなく、中央館からの回答を待つよりは利用者的にも早いような気がするんですがどうなんでしょう。
もちろん、オールマイティにレファレンス能力が高い人が一番良いのですが、知識や経験が各分野満遍なくある人って逆に珍しい気もします。
私だって、一応どんなレファレンスにも対応できます(というか人手不足なのでやらざるを得ないです)が、得意分野(理系・医学系)と不得意分野(文系…笑)だとおそらく回答の差があるでしょうし、元々縁もゆかりもないとこの図書館に勤めていますから、地域の昔関係だとその自治体史からの情報しか知らないなど、不利なこともあります。
そういう時に、昔からそこに住んでいる職員だったり、文系に強い職員と一緒であれば、検索手段も増えますし、色々な発想で調べられるメリットがあると思うので、高度なレファレンスなるほど、個人ではなくチームで取り掛かるのが良いと思っていますし。

今書いたように、上の「不便になった」というのに対しては、合併後旧庁舎などで配本をし、一両日中に中央館から取り寄せも可能で、調べ物なども電話やメールで中央館にすぐできるというのであれば、1週間に1度くらいしかない移動図書館車よりもずっと便利になると思いますし、よく聞く自治体のコミュニティーバスなどを中央図書館にも止めるようにすると、時間のあるときはそれを使うこともできますしねぇ。

なので、図書館を中心に考えると、合併するメリットは色々出てくるわけですが、地方自治的に図書館は中心にないこと多々なので、合併で他の擦り合わせや保身に忙しい議員や上役に私が意見述べてもボトムアップは却下なのです。

あぁ、ついでに、合併すれば、嫌でも今まで他館だった職員とも交流できるのは、私にとっては嬉しいなぁと。笑

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