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理想のOPACなの?

 ライブラリー・アカデミーの課題なんですね。理想のOPACについてブログに記述するの。面白~い☆
 ので、勝手に便乗です。(課題1・課題2は…笑)

 OPACについて考える中で、館内用のOPACとWeb-OPACを分けて考えるか、一緒にするか…理想はどっちも対応なんでしょうが、『館内OPACからインターネットの情報を』というのは設置台数的にもどうなんだろうと。(一人の利用者が占有する時間がインターネット利用者端末みたいに30分とかされた時には…ねぇ?)
 なら、館内用とWeb用の棲み分けが必要?(もちろん、館内のインターネット端末にはしっかり自館のWeb-OPACが登録されているべきですけどね。)

 課題1・課題2を踏まえての課題3のようなので、みなさんのどうも無難なOPACのような気がしますし、現実+αですぐ実現可能のような気がしますが、全部拝見させていただいたわけでないので、じっくり読むとすごい発想のもあるかもしれませんねぇ…(理想があって、それに向かう目標があって、それと現実との差が問題点…って、何かの研修で言われたのを思い出しました。)

 例えば、理想というのなら、ベテラン司書のように、利用者が「何ヶ月か前の○○新聞の書評にあった『なんとかのCMにおけるなんとか』って本ありますか?」という問い合わせで、いくつかの質問から必要な資料を見つけ出す(それも『CMにおける~』ではなく『広告の~』の間違いまで訂正されて)のがやはり理想なんじゃないかと。
 もっと言うなら、前回の全自動図書館の自動レファレンス機みたいに、取りに行かなくてもガコンと出てくるともっと楽なんじゃないかと…

 で、一般認識的なOPACの基本的な機能は、『入力する→所蔵データを検索→表示・出力する』に尽きます。
 なので、今のOPACでの使い勝手から、ちょっと考えてみます。

 まず、入力。
 うちの図書館では館内はタッチパネル式とキーボード式の2種類あります。キーボードー式も画面構成的にはタッチパネル式と同じなので、マウス一つでも同じように検索できます。
 が、タッチパネル式のでも、『機械物=操作が難しい』と思われている利用者も多く、カウンターのそばに検索端末があるので、普通に聞かれることが多いです。

 じゃあ、人型アンドロイドが理想のOPACか??笑

 冗談はさておき、うちの場合、タッチパネルで漢字変換もできますが、ひらがなだけでも、もちろんOKなので、ボタンを押して検索ボタンを押すという入力くらいはやってもらいたいものですが、そもそも「そこから嫌!」な人にとっては音声認識の入力でしょうかねぇ…

 他にもペンタブレット式の入力装置もあってもいいんじゃないかと。ペンで書き、消しゴムで消すみたいな方がアナログチックで良いかも。
 まぁ、どちらも認識率の精度が絶対でないので、まだ難しいところではあるんですけどね。(まずは精度をできるだけ高めるのが理想。)

 入力項目は、デフォルトで1項目のフリーワードは今のままで良いかと思います。検索に詳しい人だと、AND/OR/NOT検索もしたいところですね。初期画面で簡易検索(フリーワード・Google型・実はAND/OR/NOTなどがOK)・詳細検索(よく見るタイトル・著者名・出版者…とかの項目入力型)・マニアック検索(普段検索されないような大きさや出版年オンリーとか、CDなら総時間とか・本ならページ数とか、重さとか…書いてはみたもののまだ想像できません。笑)くらいに分かれていると理想かも?たぶん、私はマニアック検索のボタンを押しちゃうなぁ…つい気になるから。笑

 検索できる項目的には、実際には書誌データがどうしても最大限になるので、「青い表紙でクマが描いてある絵本」とかはやはり難しいか…表示・出力の方で述べますが、表紙画像があればあとからであればそういうのはわかりますね。でも先に検索したいし…
 今通常のMARCにはない表紙データ(こんな表紙だというのがわかるデータ&その写真データ)とかを入れておく必要がありますね。

 ここで、ちょっと話を逸らして、一番の問題は、その資料にどれだけのデータを詰め込めるかが、OPACを語る上で問題なんじゃないかと。
 例えば、第△回の○年の課題図書をOPACで調べようとしたときに、件名やキーワードで追加データを入力している図書館は、すぐに検索できますが、していなければ、インターネットで調べて、タイトルを同定してから、所蔵を検索になるでしょうし。そんな感じ。
 もちろんデータを詰め込みすぎると、『さくら』(西 加奈子/著,小学館,2005.03)を探すため、『さくら』とフリーワード的に検索されると、桜井誰それさんや、なんとかさくらさんの著作や伝記から、桜の木や花についての本、桜の出てくる話の本とか、旅行誌の他にも色々出てきますからねぇ…『あ』(大槻あかね/作,福音館書店,2008.11)をフリーワード検索された日にゃ…笑
 ようはノイズが多くなるってこと。

 話は戻って、入力の続き。
 入力補助として、「もしかして○○?」っていうのも良いかもしれませんが、たまにうざったいこともある(ちゃんと入力してその語で間違いないのに、)ので、これも表示の方へ。
 入力画面的にはシンプルが一番。もちろんヘルプも充実しておかないと。(図書館に相応しくないかもしれないけど、ヘルプって読むの面倒なんだよねぇ、話してくれないかなぁ…ピンポイントで。)

 次に所蔵データの検索については、やはりここは機能による面もありますが、できるだけ瞬時に。
 館内のであれば、所蔵していない資料の書誌データも組み込んでおくと、範囲が広がるかな?でも、所蔵していると誤解されそうであれば、『探す(検索開始)』だけでなく、『所蔵資料から探す』と『全てのデータから探す(所蔵しているのもいないのも全てから)』と(データが新しすぎるものはヒットしないでしょうから)『インターネットからも探す』のボタンがあるといいな。(けど、逆にシンプルさが失われるような…)

 インターネットからも検索はWeb-OPACに実装すれば良いでしょうかね。
 (実はここにおかしな点があって、所蔵のない資料の『全』データが組み込まれている…って有り得ないんですけど。笑)

 で最後に、表示・出力。
 ここが大きく分かれるところかもしれません。
 まずは、シンプルにその検索語でヒットしたもの&表紙画像を表示。貸出中の場合は、予約ボタンもあり、所蔵のないものも含めた検索ではリクエストボタンもある感じ。(ちなみに、手のひら静脈認証でスタートし検索すると、いちいちカード番号やパスワードの入力が不要)

 所蔵のない資料の場合は、リクエストボタンの他に近隣で持っている図書館を表示するボタン(近くにあるのならすぐ借りに行きたいこともあるし)と、近所の書店やネットの書店で購入できるボタンもあるといいかなぁ。(登録時に、購入先や購入方法・クレジット番号なんかを登録するとか…)

 ふと、フレーム分けされた所をみると、「もし調べたい語が○○なら△件、××なら☆件あります」と、間違った語の入力や関連項目で検索された結果も表示されている。(ワンクリックor選択でそれが表示される) 

 詳細情報を開くと、よく見る書誌情報の他に、この著者の著書の一覧も別フレームにあるので、読みたいものをチョイスできる。(同様に、件名の関連語でのヒット件数もある)

 館内OPACはあまり占拠してもらいたくないから、そこから関連語を芋づる式にっていうのは嫌かなぁ…

 他に、画面の字が小さいって言われることがあるから、ルーペ機能(文字拡大機能だと全部がでかくなるからJavascriptのルーペみたいな…)とかもあればいいし、音声ブラウザ付きのOPACでもあって欲しいし…

 ということで、まぁ、一般的なOPACの認識で、今の先進事例にプラスαするだけの機能なら、理想というよりは近い目標的な、「こんなのがいいなぁ」程度。なので、最初に書きましたが、今のOPACの不満をコミで書いてみました。

 OPACの機能どうこうよりは、どんな情報が検索できるようになっているか、図書館にどんな情報を残しているか(例えば、書評情報や雑誌の目次情報や図書のパスファインダー情報、CDやDVDの些細な情報から、貸し出し履歴や利用者の趣味・関心情報なども含め)で、どこまでを理想とするかになるんじゃないかな?

 でも…、結局、OPAC…蔵書検索するだけなら、技術的に精度の問題はあれど、大抵の理想実現は難しくないんですよね。
 大学のILLと似た機能を持たせて利用者が利用できると、相互貸借や複写依頼まで可能になりますし。
 理想を突き詰めていくと、書誌データをもっと膨大にすると…というか、書誌データ以上の、つまりカタログを背後にインターネットを越えたデータがあると、所蔵資料だけでなく、レファレンス機としても可能になるんですよね。(例えば、子供の頃読んだ断片的な記憶を入力するとOPACで検索できるとか…)

 なので、私の理想的なOPACは、前回書いたコミュニケーション機能を搭載した人工知能による自動レファレンス機に尽きます。

 あとは、今のOPACが真面目過ぎるので、ふざけた機能…例えば前回の全自動図書館で書いた「心理テスト」や「生年月日占い」からあなたに「ピッタリの本は○○」とか、まぁ、利用促進も兼ねてさ。

 他に、利用者の立場でなく、職員の立場的なOPACもあるといいですねぇ。これも書いたと思おうけど、本を入れれば、書誌情報や分類はもちろん索引付与やキーワードやあらすじ作成する機能付きOPACとか…笑

 あっ、もしかして、受講生だけでなく、私たちにも波及させるための戦略的課題だったら、思いっきり乗ってしまったよ…やられたよ…笑

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