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将来の図書館司書の夢

全国図書館大会の前夜に『Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッション』(http://futurelibrarian.g.hatena.ne.jp/)というイベントが開催されるらしい。
まぁ、このブログを読んでいる人はもう知っているのでしょうが。笑

私は『委託・指定管理など、いまの図書館の目の前の話は禁止。中堅からもっと若い人への説教も厳禁。明るい笑顔で図書館の夢を語るために集まってください。』という趣旨が単純に深読みしないで素晴らしいと感じました。
私もよくやってしまうのですが、『れば』『たら』の仮定(「上司に理解があれば」とか「もっと予算があったら」とか)が多く、そういう現状からどうするかと考えるとネガティブ用語連発になってしまうんですよね。
 それを越えて若い世代が明るい『図書館の夢』を語り合えるなんて、いいですよね。
 まぁ、U40という線が微妙ですけどねぇ、夢を夢として語るだけでは、なかなか実現しないですし、ある程度経験して現実を踏まえ夢を語るには、やっていく意気込みみたいなパワーも必要ですし。

 どうせなら、年齢の下から順に自分の夢を語るっていうのもあると面白いかなぁ…100人しゃべると終わっちゃうな。持ち時間1分だとしても。

 まぁ、事務局として尽力されている方々は名立たる方々なので、話を聞いてくれることが前提だとしても私なら萎縮しちゃうんですけど。笑

 そんなことを思っていたら、やはりTwitter上で議論になっていましたが…(min2-flyさんの『かたつむりは電子図書館の夢をみるか』のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20090801/1249144755)を参照)

 私も(U40ではあるし)参加したいところですが、実際日程的に無理なので、実況中継みたいなものがTwitterで流れてくれることを祈るばかりです。笑
 同年代のライトニングトークでも聞きにいければ、勉強になるんじゃないかなぁ…「私はこういうことをやっている」って言うのを話すのでしょ?
 同年代+αでも、よく見聞きする人たちだと、これ以外でも聞けることありますしね。

 でも、自分のやっている仕事を人前で語れるってすごいですよね。
 どんな人がどんなこと話すんだろう…興味津々です。

 もちろん、仕事に関しては私も「小さな図書館なんで全般的にやっています」ですけど、他にも細々したものはありますが、上には上があるのも事実なので、「そのくらいのことやっているに入らない」「どこそこの図書館だとこのくらいやっている」と言われます。特に珍しいことはやってないですし、たぶんそういう発想ができない凡人ですから。
 前回SNS開設していた話も書きましたが、ほとんど基本自館向けだったり自館での希望が切欠だったりです。例えば今でこそ県内図書館の横断検索が公式にありますが、その前に自館業務用に作ったり、GoogleガジェットとOPACの連携とか話題が出るごとに色々とやってはみますけど、私より上手にプログラムを組む人は五万といるので、恥ずかしくて公開なんかさせられませんし。
 確かに、公開して色々とアドバイスを受けて改良してという方法もあるでしょうけど、自館用なら、ひとまず動けば良いレベルで良いですし、それが業務効率アップになるのなら、一石二鳥です。

 なので、図書館を知らない人には、「図書館ってこんなところで、こんな仕事をやっています」って話はできますが、同業者に語れるものがないので、同業者の前で語れる人ってやっぱりすごいなぁ。

 ということで、思いっきり外野で申し訳ないのですが、「せっかくの個人ブログなんだし勝手に『夢』を語ってみたいなぁ」と考えたら、どうもただの理想論だったり目標だったりして夢を語るって難しい気がしてきました。

 無難なのであれば『利用者が笑顔で帰れる図書館にする』とかなのでしょうが、それじゃあ抽象的すぎますし…

 以前書いた『全自動図書館』『無人図書館』『文庫だけ図書館』『書架ががらがらになるようある意味工夫された超貸出至上主義的図書館』『窓口図書館(館にあまり資料がないが、近隣他館を大いに利用する)』などなどの図書館を作ることや、今思いついた『利用者の紹介がないと利用できない図書館』とか『誰でもできるお膳立てされ過ぎた図書館』とかも面白いかなと思いつく図書館を色々つくるのも夢は夢なんだけど、現実性が伴わない…いや、逆に想像できるだけに、自分の(仕事上の)存在意義否定になりはしないか…と思うと、笑顔で語る夢とは言えないし…(どちらかというと飲み話みたいですね)

 じゃあ、日図協を破壊する(もちろん、物理的でなく組織的に。笑)というか、別組織を作るのも夢ですが、どうも言いだしっぺが責任取ることになっているようですし…そもそも、私に付いてくる人はいないので、それなりの人をけしかける必要がありますね。笑

 だからといって、「それなりに良くもなく悪くもない図書館を作る」では、元も子もないし…

 あ、名立たる方…いや、役職者や殿堂入りな人長年貢献してきたといわれる方々ではなく、もちろん、この度の事務局系に繋がる人達を集めて、『日本一すごい図書館』を作ってもらう…これだと、私の夢っちゃ夢ですが、他人任せですね…
でも、一体いくらあれば、そんな図書館ができるのかなぁ?

 そう考えると、非常にリアルな図書館シミュレーターを作った方が安いんじゃないかとも思うし。

 他には、どっかで書いたと思うけど、図書館司書の技能競技会とか図書館オリンピックの開催だって、夢ではあるし…

 『夢』を「将来実現させたいと心の中に思い描いている願い。」ととるか「現実とかけはなれた考え。実現の可能性のない空想。 」(いずれもgoo辞書より)ととるかで、語り口も変わってしまうかなぁ。

 まぁ、現実的なところで見る私の夢というより目標は、前回書いたSNSではないですが、『県内レベルくらいで気軽にコミュニケーションが取れてなおかつ学べる場が存在させること』、図書館としては、『児童コーナーを児童書コーナーから児童のためのコーナーに改造すること』『得意分野の医療コーナーをもう少し専門的に改造すること』、個人的には『「良い図書館員に出会えて良かった」「わからないことはトーネコに聞けばいい」と利用者に思われる図書館司書になること』とありきたりなのですが、簡単に実現できそうでうちでは簡単ではないのだから夢なんでしょうか…

 たぶん、夢を語るには、「図書館司書になりたい」すら夢になりつつある現状だと、逆にO40やO50、それ以上の人に参考となる、同調できる夢と実現できるかもしれないと思える希望を積極的にアピールしないと、「どうせ夢を語っても机上の空論」とか「理想論だけではなぁ」になりかねない危惧があります。
 おそらく「こういう図書館にしたい。でも…」の『でも』に続く否定に対して「私ならこういう風にして実現してきた、だからあなたも頑張れば出来る」とならないと、語れる夢も小さくなってしまうのではないでしょうか…
 上の人や能力のある人にじゃんじゃん彼らの夢の実現された図書館を作ってもらわないと、「将来実現させたいと心の中に思い描いている願い。」系の夢をこれからの人が見て実現するは難しいと思います。

 図書館の人たちを見ると、ブログなどで情報発信する人は本当に積極的だし、発信しないでも読んでいるだけの人も積極的だと思います。実際、「こういう図書館があるんだよ」とか「こういう意見があったよ」と伝えると「へぇ~そうなんだ目から鱗だわ」とか「そっか同じ考えの人いるんだねぇ」と、『いくら頭上に星が瞬いていても上を見なければそれはないに等しい』と同様、消極的だったり現状維持派の人には伝わっていないですもの。『私の考える図書館像』なんか熱心に主張しても。

 「『これからの図書館像』の実現が夢」という人もいるかもしれませんし、もしかするとそれが普通の回答なのかもしれませんが、Twitterなどを拝見していたら、『そんなに考えていない図書館員』がきっと多いんだろうな。と。

 いくつになっても、夢を持ち、その実現に向けて突き進むエネルギーがある人はやはり素晴らしいです。
 遠く…いや、遠くないけど、片田舎の図書館員として、このセッションの成功を祈っています。

 なんて他人任せなんでしょ。笑

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