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この2ヶ月の中で一番興味を引いたこと(『図書館員大賞』始動か?笑)

約2ヶ月も書いていませんでしたね…久々の更新。
正確に書くと数本書くには書いたけど、気分的にネガティブな文面(愚痴とも言う?)でしたので、まぁ、そんなのは読みたくはないわな、この年の瀬押し迫っている時に。

10月末から12月にかけて、図書館の変革になり得るかなぁということが多くあり、これから来年度に向けてどう変わっていくのか興味が尽きないところですが、私自身は未だにどちらかというと現実逃避…笑
そういや、『Future Librarian 全国図書館大会U40プレミアセッション』にて全国12都市の会場の参加者数が公表されていましたが、参加者の都道府県別はないかなぁ?と。
というのも、私の周りだと、「へぇ~そういうのがあったんだ」と、『あ~知っていたら参加したのに』という感じではなく、どちらかというとスルー気味の人も多く、なんとなくモヤっと。
たまたま私の周りがそうなのか、わかりませんけどね。

他にもリポジトリの話とかnext-lのEnjuの話とかしても「何それ?初めて聞いた」って人も多く、私の説明の仕方が悪いのも多々あると思うのですが、どうも「ふ~ん」程度。
だからといって、百歩譲ってシステムとかコンピュータの話を抜きにしても、「あの館でそういうことをやっているのなら、うちもやってみよう」的な関心が低い人も多いなぁという実感。
もちろん、自治体の行政職員で図書館に異動してきた人だったり、その館でずっといるパートさんだったり、諸事情が違うとは思いますがね…
そういうのを考えると、「平均的図書館員(眼鏡をしていてエプロンして…って格好ではなくて)ってどうなんだろう?」
終いには、「平均的図書館ってどんななんだろう?」と考えてみるのも面白いんだろうな…と。

ということで、最近は現実で直面している面白くない問題からの逃避で空想にふけったり、ちまちまとプログラムを打ったりしています。

ほんとこの約2ヶ月は全国図書館大会やら、図書館総合展やら、イベントもたくさんあり、著作権法的なとこでは著作権法施行規則改正関連のパブリックコメント募集がひっそり出され、あっと言う間の締め切りだったり、話題に事欠かない2ヶ月だったなぁと。
なのに何も書けなかったのは失敗だったかも?

気にしていたイトーヨーカドーの子ども図書館も沼津で(子ども図書館:「イトーヨーカドー沼津店」内、閉館 市がJR駅近くで再開へ /静岡(http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091217ddlk22100196000c.html))再開が決まったようですし、他の地域も続けばいいなぁと。

で、この2ヶ月の間で私個人として一番ヒットしたのは、この期間では、G.C.W.さんの「愚智提衡而立治之至也」の『やっぱりやろうよ「図書館員大賞」』というエントリー。
本屋大賞ならぬ『図書館員大賞』をやろうということなのですが、それだけ書くと「本屋大賞の二番煎じ」に見えますが、エントリーを読んでいただければわかりますように、『ただし文学を除く』です。ついでに『児童文学・絵本も外したい』です。
これは本当に面白そうな試みなのですが、来年には是非実現して欲しいなぁと。

ということで、影響力の全くない私がこれに関して、何点か思ったことを勝手につらつらと…。

『本屋大賞とは』(http://www.hontai.or.jp/about/index.html)をご覧になるとわかりますが、2010年の実施要項を見ると、ご存知『本屋大賞』の他に『発掘部門』(ジャンルを問わず、2008年12月1日以前に刊行された作品で、既刊本市場の活性化を狙ったもので、過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと書店員が思った本)、『特別企画オレ本大賞(仮)』(「俺(私)はこの本を売りたい!」と思う本をひとり3作まで熱いレコメンドとともに)というのがあるようです。
『発掘部門』がジャンルを問わずですが、本屋大賞である日本の小説に寄るのか否かがとても興味深く、どういう結果が出てくるか気になるところですけど、その年以外の本に目を向けるという点ではG.C.W.さんの意見にもありましたから、かぶらなきゃいいなぁと。

手っ取り早く部門を作るのであれば、「0類~8類の各部門」なのですが、G.C.W.さんの『古今東西の膨大な書籍の中から,その年にふさわしい書籍を選び出す』というのが、「今年の漢字」ではないですけど、その年の出来事によって毎年変化があるのか、定評のある本が毎年圧勝してしまうのか…やってみなきゃわかりませんが、「ある年に賞を取る」→「図書館員が改めて読む」→「良い本だったので書評付きで次の年に応募する」→「次の年も賞を取る」っていう流れにならないで欲しいなぁと。

個人的には「今年部門」は今年出版されたものの再確認的にもやはり欲しいところですし、過去の本であれば、「今年読むのに最適な本」というパターンか、「○年前(10年とか20年とか)に出たけれど」的に区切り年のパターンかのどちらかなのかなぁと。

ただ、私の考えだと、例えば『各類部門賞をベスト3』×『今年、10年前、20年前、無制限』だと9×3×4で108タイトル出るのですが、賞を増やすと広報力が薄れる心配があるので、『今年出版の各類部門賞をベスト1+次点』と『今年に似合う本(最低5年以上前の本で)ベスト3+次点』であれば、全22タイトル…次点を出さなければ全12タイトル、こっちの方がいいな。
類が違う本をどうやって比較するのか悩むところですが、それらから今年の大賞を出す感じでしょうか…

しかしながら『求められる/試されるのは,巷の図書館員の知性と教養と情報感度』とG.C.W.さんはおっしゃっていますが、前述の状況を見ると、「じゃあ、最先端の部類はわからないけど、資料の把握はばっちりだよね?」とも言えないような気もしてきました。怖いものです。
そうすると、知性と教養と情報感度が高い図書館員だけが積極的に2000字書評付き投票を行い、温度の低いところでは「あ~そんなのよくやるねぇ…」とのギャップが…
もちろん、そのようなギャップはない方が良いのですけど、温度の低い図書館員もいるのは現実ですから、まずは、一次投票は図書館として100文字コメントを添えて、候補リストを各部門(最終的に何部門?笑)上位10作品をノミネート本として(前述の例だとちょうど100タイトル)リストアップし、その中から図書館員として個人として投票行動、もちろん2000字書評付きで。笑

賞はそんな感じで進めてもらい、最終的には成果物として、全国の図書館のコメント付き投票一覧と、各賞を取った図書への投票書評を載せた冊子をつくり、全国図書館に配布。(全書評を載せたらどれだけのページ数になるんだ?)
そうすりゃ、回答なしとかなんかテキトーなコメントの図書館はわかるわけで…まぁ、わかられたところで屁とも感じないこともあるでしょうけどね。

いや、ある種の人達だと「図書館がベストだの大賞だのと言うのはおかしい」とか言い始めるかもしれませんが、売れている本を押しているわけでもないし、その分野の読書案内として図書館が自信を持って紹介できる本のうちの1冊と考えると良いと思うんですが…

可能であれば、プレ版というか第-1(マイナス1)回または第0回として、一部の人達でも良いからどんな風になるかやってみると面白いと思うのですけどね…
本番は2000字書評で良いでしょうが、第一次選考を飛ばすと票が分散する傾向もあるでしょうから、個人100字コメント→リストアップ→個人1200字書評とかで。

G.C.W.さんのエントリーで『続くかも.』とあるので、是非是非実現に向けて続けて欲しいところです。はい。

最後に、どうしてこのG.C.W.さんのエントリーが私の心にヒットしたかというと、別のところで、貸出ベストや予約ベストって地域性出るか?という話がありました。
で、「ベスト10ぐらいだと多少の前後はあってもベストセラー本が中心となるんじゃないか」という話の流れだったと思います。
となると、やはりつまらないので、小説以外だと変化あるかなぁ?と思って分野別貸出ベストを見たりして、統計を見直している時に、ちょうどG.C.W.さんのエントリーを見て、『ただし文学を除く』『児童文学・絵本も外したい』が響いたからなんです。
前から「本屋大賞」あるのに「図書館大賞」ってなんでできないんだろうと思っていましたし。

今年はあと1回ぐらいは更新したいなぁ…

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