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徒然ならざる雑記

1年ぶりのブログ更新です。
もちろん、図書館から離れたわけでなく、粛々と(?)図書館業務に勤しんでいました。
著作権法の改正、津々浦々の図書館で起きた色々なこと、研修について、図書館の自由に関する宣言について、日常業務で思ったこと、もちろん先日無事に終った地獄の(?)ブックトーク月間とか、話題には事欠きませんが、書ききれる前に月日の方が進んでしまい、今に至っています。orz
なので、復帰1回目は、軽く近況報告から始めます。

まず、先日、かなり久しぶりに図書館総合展に参加してきました。初日だけですけど。
有楽町の東京国際フォーラムでやった最後の年だったので、8年くらい前だったでしょうか。
横浜はちょっと遠い感じなので、なかなか行く機会がなかったのですが、なんか変わったなぁって印象が強かったです。

前回からかなり日が経っていますし、私自身もそれなりに年を重ねていますからなのかもしれませんが、大学の学祭的な感じが増えたかなぁと。
それと、ブースは…「うちのここを見て行ってくださいよ」的な積極性が少なくなった感じも…

初日のフォーラム始まる直前の受付の混み様は大変でしたね、この大人数への対応であれでは、参加者が図書館関係者でなければ、揉め事が起きたんじゃないかと。
例えば、名刺ありの人と記入する人を分けるとか最後尾表示やフォーク式の行列にするとか、各フォーラム受付でも受付できるとか…

あと、感想は、前回よりあまり知り合いに会わなかったなぁ(顔見知りで同時間にいたけど会えなかった方もいましたし、知っていても会うのは初対面(?)な方には、人見知りが激しいので声をかけなかったからもあるんでしょうが)ってとこですかね。

それでも、参加したフォーラムは『図書館100連発-フツーの図書館にできること 』(http://www.ustream.tv/recorded/27151402)と『思いがけずシステム担当者になってしまったら -OPACをDIYで充実させる』の2つでしたが、講師の方から元気をもらった感じがしました。

次に、ブログ休止中に、『図書館の自由に関する宣言』に絡む事案のメールをいただきました。
ちょうどその頃、似たような案件が出たこともあり、深く考えることとなりました。

1.あまり図書館で収集されない図書は提供されないこともあるのか
2.図書館の自由に関する宣言の絶対度はどのくらいなのか
3.図書館は結局どういう施設なのか

ということについてです。
たぶん、これだけ書くと、

A1.提供されないことはあり得ない!
A2.図書館司書たるもの絶対順守!
A3.国民の知る権利を保障する機関!

なんて、回答が返ってくるのでしょうが。(笑)

実際には相互貸借されなかった資料もあるし、取り寄せ利用者実費負担だと買った方が安くなる場合もあるし、収集方針により購入見送りということも多々あります。
そして、私自身は『図書館の自由に関する宣言』は理想論ではあっても現実からかなり乖離しているなぁと感じていますから、私の1と2への回答は推して知るべしでしょう。
もちろん、貸出館で貴重書扱いなどであればなおさらですし、コミック系の相互貸借しない館も数多くありますけどね。

3については、「図書館は福祉機関なんだから、云々」とか「この本の内容はエグいのでYAコーナーに置くのは教育機関としていかがなものか」とか…まぁ、そういう時には「『図書館の自由に関する宣言』に…」とある種のダブルスタンダードだったりもしますが。

他の図書館の方々はどうなんでしょう?図書の所在が確認できれば必ず提供まで進めているのでしょうか…
もちろん、提供するまでの時間は問わないのであれば、そりゃあどうにかなりそうですけど。笑

自分の館では収集しないけど、相互貸借で借りられたら提供するとかも、ちょっとナンセンスな感じもしますしね…

最近は来年度の予算要求でドタバタやっていますが、行政事務側(財務とか首長とか)に『図書館の自由に関する宣言』を説いても、「業界団体の宣言ごときは云々」と一蹴されますし、「法的根拠がなければ云々」と資料費は大雑把に削られるは、司書だろうとなんだろうと異動対象にさせられるは、なかなか思うようにいかないことが多々あるので、図書館戦争じゃないですけど、宣言を図書館法に盛り込み、数値目標も明記して、司書有資格項目を追加して…と、図書館法を変えれば全ては解決するんですけどね。

もちろん、何でもかんでも法にするのはちょっと…とは思いますけど、v.s.財務課や人事課等をするのであれば、絶対に法的根拠がないと一蹴されるのがオチですからねぇ…
光を注ぐ交付金だって、大臣がどんな発言しようとも、上乗せではなく、付け替え(交付金分減額)したところも多数あるようですから(図書館がそういうのを望むわけがないですから)、なかなか大変なわけです。(そういや、付け替えした状況などの集計って出てませんよね?)

最後に、最近気になった話題は、本屋大賞ならぬ図書館職員による大賞をと以前から考えていて、他にも同じように考えておられる方もいたので、近々実現するかな?と思いながら月日は過ぎて行っていましたが、それに近いことをTRCの図書館スタッフでやってくれたことが、なんか第一歩という感じで良かったなぁと。(ただ、本屋大賞と違って2011年の出版物に対してなんだよなぁ…)
(参考:http://www.trc.co.jp/topics/e_ranking.html

個人的には、一括りで集計していたので、それぞれの分野から1冊ずつあげてください的な各分類同数程度集計とか9類を外す縛りとかが欲しかった(もちろん9類は9類ででも良いですけど)のと、児童書、絵本のランキングもあると良かったなぁと。
企画的にはとても良いと思うので、おそらく来年もパワーアップして開催されるとは思うんですけど、どうでしょう?

私もそういうのをやりたかった方の人なので、『もし私が各都市の図書館にアンケート用紙を送りつけたら回答どのくらい集まるかなぁ』と考えたり、『日図協とかでやってくれないかなぁ』と他人頼みをしてみたりしていましたが、例えばいっそTRC主催でも良いのではないかと思ってみたりもこれを見て思った次第。

時々、図書館関係の調査が大学の研究室経由で(卒論・修論用も含め)送られてくるけど、それは「研究だし」とか「後輩だし」とか意外と回答率が高かったりするのでしょうけど、一介の図書館屋の私なんかがなんとなくで調査したって…と思う今日この頃です。
まぁ、そこで根回しして動けるか動けないかで決まるっていえばそれまでなんでしょうけど。

それから、今なんとなく気になっていること。(箇条書きにて)

・神奈川県立図書館や埼玉県立図書館の統廃合
 どちらも耐震関係の名目なのですが、市町村立図書館と同じように直接貸出等をしてきた状態から館数も減り、どういう位置付けになるか…

・認定司書関連
 現在認定司書の人は(http://www.jla.or.jp/committees/nintei/nintei/tabid/210/Default.aspx)に載っているのですが、結局のところどうなんでしょうかねぇ…
 第1期認定審査で37名、第2期認定審査で15名ということらしいのですが、元の応募数は知りませんけど、3期は10人前後くらいになるでしょうか。もう少し減るかな?
 やはり、認定されたメリットが見えないですし、論文や講師もどうも似たような人たちで回っている感じがするので、そもそも10年居られるかも疑わしい現在ではねぇ…
 おそらく、今後は数人ずつといったところでしょうか。そうすると身近に認定司書がいて「あの人のように」とはならないだろうなぁと、第3期の応募状態が気になっています。

・U40 - Future Librarianの現在
 しばらく関心から外れていたら、結局どうなったのか不明のため。

・雑司ケ谷R.I.P.などが結局どうなったか
 6カ月経ったあととかの比較がどこかないかなぁと思ったけど見つからなかったので。

本日は、衆議院選挙の投票日ですねぇ、私はいつものように期日前投票だったのですが、ふと、数年前の『日本図書館協会、政党マニフェストの公立図書館での閲覧についての要請を提出』(http://current.ndl.go.jp/node/16410)ってのを思い出したんですけど、うちの館内にないなぁ…なんて。笑
解散総選挙だと、各党アンケートとか日図協はしないんですかねぇ…やはり日図協の動きが見えない…

そんな感じ(?)で、これからもどうぞよろしくお願いします。

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